久しぶりに外を歩いたから、本当に疲れていた。

着替えもせずに、ベッドに倒れ込んだ。


随分と…長く時間が経った気がする。

もう…琥太郎とのことが、大分昔のことのように感じる。


…そうだ。。。

おもむろに鞄から携帯を出し、充電器に繋ぐ。


…消して置かなきゃ。

意志が鈍らないうちに…琥太郎のアドレスと番号を消してしまおうと思っていた。