先生は、母と姉に、『もう大丈夫です!』と安心の上乗せをし出ていった。 母と姉は、大騒ぎのまま…。 私はまだはっきりしない意識で…その情景をただただ眺めていた。 私…愛されてるんだな。 みんな…ごめんね。 母と姉は面会時間ギリギリまでいてくれた。 久しぶりに会うのに、こんな形で会うなんて…。 申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 『また来るね。』 笑顔で二人とも帰っていった。