教室に着き、佐知葉を探すけど、まだ来ていないみたいだ。



佐知葉、遅いな〜



「つぼみ!」


「佐知……夢華かぁ」



「何それ!ちょー失礼!優斗君とくっついたのも私のおかげなのに〜」


そうだったそうだった!




夢華には感謝してます!

夢華がいなかったら、素直な気持ち言えなかったと思うしね。



「まだ佐知葉と仲直りしてないの…?」


「うん…」



「そっかぁ。私も…話た方がいいのかな〜?」


「黒柳君との事?」


「うん。隠し続けたほうがいいかな?」



「大丈夫だよ、佐知葉は!私の事も応援してくれてたんだよ?」



夢華はちょっと考えてたけど、決心がついたみたい。


「そうだよね!友達に隠し続けるのもやだし!」



夢華は去年からだし、今さらみたいな感じになりそうだけど……いっか!