「お先にごめんね〜、つぼみちゃん。あれ?椎名マネージャーは?」
「あ、今仕事に行きました」
「ふ〜ん」
お腹空いたしご飯でも食べるか〜。
「高瀬君、ご飯食べます?」
「あ、うん。ありがとう」
うぅ。前からの視線が痛いよ〜。
私の前でご飯を食べている高瀬君は、さっきからずっとこっちを見てくる。
「あのさ〜」
「へ?あ、はい」
「つぼみちゃんっていくつ?」
「高校二年生です」
「じゃあ、一歳しか変わんないじゃん。タメでいいよ」
「へ?で、でも」
「名前も高瀬君じゃなくて、優斗でいいよ?これからも椎名マネージャーにお世話になると思うし?」
「なんでですか?」
「俺さ〜。朝弱くてよく寝坊してんだ〜。前のマネージャーには迷惑かけました」
無邪気に笑う高…優斗君。
「フフ。高…優斗君って面白いんだね」
「ん…そう、かな?」
ちょっと顔を赤くする優斗君。
可愛いかも…(笑)
それから朝が早いということで、すぐ寝る事になった。
もう、10時。
時間って過ぎるの早いな…