いったい二人は何を考えているの?



優斗君と会わせて…







「あぁ、まず紹介からな!夢華と会うのは初めてだろ?これが、俺の彼女…俺達って付き合ってるって言えるか?」


「う〜ん。付き合いたいけど、あたしは待ってるよ?聖夜が立派になるまで!約束したでしょ?」


二人は肩を組みながらじゃれあってる。


「…おい」


優斗君はイライラしたのか、今まで聞いた事がないくらい低い声をだした。


優斗君ってこんな低い声も出るんだ。


「ごめんごめん。…これが、俺の新井夢華だ」


俺のって……


「あぁ、いつも話し聞いてるしな、見てれば分かる」



「俺たちってお似合いだと思わねぇ?夢華可愛いだろ〜!からかいがいがあって面白いしな〜−−−−」



今日はあなたたちの話しを聞く為に来たの?ってくらいに黒柳君は夢華の話しをしてる。

夢華はそれを隣で聞いて、顔を赤らめながら黒柳君を怒ってる。



優斗君は…呆れてるね。