「つぼみちゃん、どうかした?ご飯食べないの?」 ご飯? もうそんな時間? でもお腹空いてないし… 「いいよ…お腹空いてないし…」 「つぼみちゃん?なんかあったの?」 心配した声で話かけてくれる優斗君の声。 愛おしい人が私を呼ぶ。 けど……今は。 「なんでもないよ…?」 「そっか…」 離れていく足音。 ごめんね…優斗君。