数日後、決心を固めて家を出た。 行き先は優斗君の事務所。 社長と話しをしたい。 そして私の正直な気持ちをぶつけるんだ。 私はもう……逃げないよ! 門を開けたら、横に女の子が立ってた。 顔はよく見えない。 背は小さめで、 栗色の髪の毛を巻いて下ろしている。 けど、その女の子が後ろを振り向いた瞬間絶句した。