次の瞬間、私は思いっきり優斗君の頬を叩いた。 「二度とそんな事言わないで……私は優斗君の笑顔が好きだった。テレビで歌って踊っている時の笑顔も…大好きだった」 だから…だから… 「…そんな事言わないでよ」 言ってから走った。 家までダッシュで走った。 そこで佇む優斗君を残して…… 「はぁはぁ」 久しぶりに思いっきり走ったから疲れた。 部屋に入るなりベッドにダイブ。