「高瀬優斗」
「はい!」
黒柳君が呼ばれてからちょっと経ってやっと優斗君の名前が呼ばれた。
校長先生から卒業証書をもらって深々と頭を下げてる。
「優斗君。私の優斗君。早く私のもとに来て〜」
となりで一人演技をしだした夢華。
「なにやってんの?」
「つぼみの心の声」
私の心の声?!
放課後デートしたいとは思ったけど…
そこまでは…
「ねぇねぇ」
夢華が私の耳に口を近づけて言った。
「つぼみたちってもうヤっちゃった?」
ヤる?!
いきなりなにを言うの。
「ヤってないよ…」
自分で言うの恥ずかしい…
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