「そうだよな…一般人とか関係ないよな」


昇君…?


この前からなんかおかしい。




初めて会った時より優しくなった。


誕生日祝ってくれたり、プレゼントくれたり…


なんかあったのかな?




「おい!」


「え?!何?」


「卒業証書授与見に行くんだろ?」


え?

もう、そんな時間?!


気付けば1時間経ってた。

夢華たちは先に行っちゃったみたいで、私たちも急いで体育館に向かった。







体育館に着いたら、ちょうど授与が始まるところだった。



昇君たちはさすがに授業に戻るみたいで、教室に戻って行った。



たしか、優斗君はAクラス。


始めの方だな。