今は、黒柳君のマネージャーさんの車の中。



収録場所に移動中。


優斗君が見れる!



って、私はファンか!




「そんなに楽しみ?」


ずっとソワソワしてたからか、黒柳君が面白そうに聞いてきた。



「はい。あ、ほんとにありがとう。車まで…」



「いいよ。収録場所行くんだし。社長公認にはなったけど、マネージャーとかには言ってないんだよな…」



「へ?」


社長公認?マネージャーには言ってない…



夢華とのことかな?



「多分言ったら反対されそうだし」


「そっか。私も人事じゃないから…ちゃんと考えなきゃ」



お母さんとも向き合わなきゃな。