レストランに着き中に入ると、夜景が見える席まで案内された。
「優斗君、普段こういうところで食べてるの?」
「社長とかとだったら、いつもこういう感じだよ」
羨ましいな。
豪華な料理を食べられるなんて、私なんかこれが最初で最後になりそうだよ。
「今度、違うところに連れっててあげようか?そこは俺のお気に入りのレストランだから。今日はコンサート会場の近くのレストランだけど」
「ほんとに?嬉しい!ありがとう」
また連れっててくれるんだ。
今度は優斗君のお気に入りのレストラン。
今から楽しみだよ。
だってデートの約束をしたようなもんでしょ?