最悪だ…

こいつはバカなのか?
みんなの前で大声で…

俺は、とりあえず弁当だけ貰って顔を机に伏せた。
恥ずかしかった。

こんなに注目されたのは初めてだ。

気がついたら自己紹介は終わってて1時間目に入っていた。

−−
放課後、俺は紅愛に会わないように早めに学校をでた。

この時一緒に帰ってればよかったんだ。

この日、紅愛は帰って来なかった。