柏倉が色々と俺に聞いてきたおかげで、高野が好き。って事が言えた。 そしたら、いきなり高野は涙を流した。 その涙の理由を考えようとしたら、高野が、 「…私も好きです。」 って。 俺は、嬉しさのあまり高野を抱きしめた。 ほんのりと、シャンプーの匂いが鼻を抜ける。