「いらねー…」 「もぅ!愛子が聞いたら怒るよ~」 笑いながら階段を登り、角を曲がった時だった。 ドン…!! パラパラ~…・・ 「いった…」 話すことに夢中になりすぎたのか、ぶつかってしまった。 あまりの衝撃に倒れ込んでしまった私… 周りを見ればプリントがいっぱい落ちてる。 眼鏡も……落ちてる。 眼鏡…… 「…もう、光圀先生~、眼鏡!」 光圀先生? 「あ、ごめん、ありがとう。」