なぜか広く感じるこの部屋をウロウロと歩き いつもあの笑顔が座ってるイスの前に立つ 「佐藤 真美子…」 ―…ガチャ 「…ぇ?」 寂しいこの部屋に、一気に差し込んだ太陽。 「先生!久しぶり~。」 「お、おう。」 いつも気持ちに気づかれないようにクールぶってるけど… さすがにこのタイミングはクールしてられなかった。 イスの前からゆっくりと離れ 机の方へと戻るとイスに座る。