「私と耶刃のコト、染中さんと社長のコト…探らせる為に…入れたって言うか…もともと会長命令で秘書室に入って来たでしょ?有澤君は…。中途でその上男だし…おかし過ぎるって」



「・・・」


会長は既に私と栗原さんはカモフラージュだって分かってて…


私と祐早斗さんのコトを疑っている?いやもう知ってるとか…



「染中さんの方が一緒に仕事しててヤバイんだから気を付けなさい…社長にも言っとくのよ…有澤君には隙は見せない」



もう…遅い><;
もっと早く言ってよ~



私の上着に忍ばせたケータイがメールを受信。
この音は有澤先輩。



私に念押しのメールだ…きっと~怖い。


私は思わず身震いした。