「ヒッデェ!オレ、成績はいい方だぜ?
それにまだ2年!
就活もまだ!今は遊ぶ時!」

「そうか、だったら今のうちに遊んでおけよ」

コイツには構ってられない。
そう思った紘哉は席を立った。

「言われなくても!大学生活バンザイ!
なーんて。ってあっ!せめてつっこんで!」

一人で盛り上がって一人でスベっている。
紘哉は彼を冷めた目で見つめた。