「……スッゲー甘党?ってかチョコ好きもいんだー」
一々大学生の言葉が耳に入ってくる。
彼は礼を言いプレートを受け取ると、近くの席へ座った。
紘哉は、そいつを横目で見ながらプレートを受け取った。
しかし。
「……席がない」
辺りを見回すも見事に満席。
かろうじて例の大学生の隣が空いている位だ。
不本意ながらも紘哉は彼の隣に座った。
「あ、甘党男。……あーもう、砂糖なくていいって言ったのに……どーしよ、文句言うのもなぁ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…