「う~んとね、きょうはずっとさーねーといっしょにいたの」 「早裕さんと一緒ってことは……優さんもいたのかな?」 「おねえちゃんもいたよ」 にっこり笑顔で話す隼美。 本当にあの二人の事が好きなようだ。 「そのあと、ずっとここでブランコしてた」 「そっかぁ」 羽兎も楽しそうに頷く。 そして一つ息を吐くと、彼女は真面目な顔になり、隼美の肩をつかんだ。