優「そっか…愛羅…ホント大変だな…あのときから…」



あの時…
聖夜と付き合ってから…アタシは何人にも裏切られた…
最愛の人…友達…親友…


アタシの精神ズタズタ…




愛「かもな…アタシ…幼馴染だし親友だから…裏切りなんて考えもみなかった…現実辛いね……」

俊「愛羅…元気出せよ………俺は大丈夫だから…!!」

優「ポジティブ人間だもんな!!(笑)」

俊「まあな(笑)」







楽しそうに笑う2人…アタシは微笑むのがやっと…でも気遣ってくれているのがわかる…





愛「優希、俊樹あんがと…」

優「何かあったら言えよ?」

俊「じゃあまたな!!」

愛「おう…」






さすが優希だわ…アタシはこっちの幼馴染の関係も終わるかと思ってた…俊樹もわかってくれてよかった…







アタシが帰宅すると…志保のお母さんが玄関にいた…アタシのお母さんと何か話してたみたいだ…




愛「どうかしました?…」


『愛羅ちゃんの家にお邪魔してるって聞いたから来てみたらいないのよね…連絡も付かなくなって…(涙)愛羅ちゃんどこ行ったか知らない?…(涙)』


志保…アタシ言えないよ…あそこにいるって…アタシの家って…アタシの名前使ってまで薬かよ…幻滅………



愛「すみません…アタシの口からはなんとも…はっきりした居場所がわかるわけでもないし…」

『…愛羅ちゃんゴメンね…でわ…』








志保のバカ…





母「何?アンタも何かしてんの?辞めてちょうだいね、あんな風になったら恥ずかしいわ」

はぁ…何も知らないくせに…それでも母親か?


愛「志保は薬漬け…アタシは縁切った…」

母「はぁ…親不孝な子だね…アンタは辞めてね。」


はぁ…はいはい…