なんか腹が立ってきたから、思いっきり睨みつけると、優しそうな笑顔のまま見つめ返された。


そして――。



ふいに、先生の手が伸びてきて、

先生の顔が近づいてきて、



「え」


え?

え、え、



えええっ!?



気づいた時には、




先生にキスされていた。





「……え?」

それもほんの一瞬のことで、

すぐに唇は離れる。

先生は相変わらずニコニコして、


訳が分からず固まっているあたしににっこりと微笑みかけた。



「はい、これで共犯です」



――――。


――はァ!!!!???