それが、ネオとの2度目の出逢いだった。






ほんの、隙をつかれたようなキスだけだったけれど


あたしの心はそれだけで、この時すでに

ネオの魅惑的で鋭い眼差しに囚われていたのかもしれない。








ネオの威圧的で優しい問いかけに頷いてしまったあたしは



きっとこの時、運命のドアを自ら開け放ってしまったんだろう。