何日も何日も、ただぼうっと一日を過ごした。
部屋に閉じこもって、一日中真っ白な天井を見て過ごした。
数日の間は仕事を休んだけれど、その後は何事もなかったように出勤して、再び以前のように日々を過ごした。
夏の太陽が昇っては、落ちていくさまのように
ただ当たり前に、やり過ごすように日々を過ごした。
何かを考えようともせず、ただギリギリの自分を保ちながら、毎日を過ごした。
それはまるで、色を持たない空白の季節を過ごしているようだった。
あれからネオとは、会っていない。
連絡さえも、何もない。
壊れてしまったあたしたちの関係は、元には戻らなかった。
そして、やがて季節が夏の終わりへと足を進めようとしていた頃
眠っていた真実の影が、呼び起こされようとしていた。