あたし、何してるんだろう。


あたしには、悠貴がいるのに。



だけど……止められない。




戸惑う頭とは裏腹に、心はこの感触を求めている。



少し身をよじらせるあたしを掴む、強い腕の力が

“もっと感じて”と言っているようで



拒むことを許さない。




ダメだとわかってるのに

どうしてあたしは拒まない?




ねえ、ネオ


あなたが先生であっても、先生じゃなくても


そんなこと関係なく

あたしはあなたを求めてた


このキスをやめないでと

せがんでた……