柔らかなネオの唇に触れる感触に

まるで全身の血が逆流するような感じがした。


一気に昇りつめる体温に

体中が熱くなった。



心まで溶かされてしまうような

甘くて熱いキス……



あたしはただ目を閉じて

押し付けられるネオの唇を感じていた。



ネオに誘われるがままに唇は開かれ

優しいのに強引な、ネオの吐息を招き入れていく。



ネオの中から匂うアルコールの香りが

酔わすようにあたしを惑わせていく。