『二つ目は…この時代で生きたい…』



「…」



…うそ…うそだよ。




『…うそだよ…本当は…

新撰組の皆がずーっとずーっと

幸せでいて欲しい。』





「…別に最初に言ったやつでも構わないが。」



…いいんだ…

いいの。…皆が幸せなら…


これが本心だよ…





『…後に言ったやつでいいの。


一生分、楽しんだ。一生分、笑った。

生きたいって思えた。


一生分、ここで生きたの。

だから…もういい…』





幸せだった。だからもういい。

これ以上の幸せなんてない…

もう十分だ。