朝食後、皆が稽古や巡察やらで忙しいなか 蛍は1人庭の木の下にいた。 日記を読み返す。 何度も何度も読んだ日記… 読む度に微笑みと同時に涙が零れる。 この日記には 私の思いが詰まってる。 こんなに素直に自分の気持ちを 書いたことなんてないから 少し恥ずかしいけど それだけ 思いが詰まってる。