翌日、


土方の腕の中で目が覚めた。

昨夜はあのまま眠ってしまったらしい


『ありがとう...土方。』



壁にもたれて眠っている土方に
小さくお礼を言った。


「...ん..あ...蛍?..」

『あ...悪い、起こしたか?』

「....ん~..」



 ~ありがとう~



まだ寝ぼけている土方に
もう一度お礼を言い
外に出た。