私ね、 幼い頃は"絶対に治るよ"という
両親の言葉を信じて どんなに苦しい
治療も頑張った。

だけど ある時 私は
治療の最中に医者の心を聴いてしまった。


ーどうせ治らないのに可哀相に...ー

絶望的だった。

今までなんの為に あんな苦しい
治療を続けてきたんだろう...

外にも出してもらえないで
ずっと寝てるだけで

どうせ治らないなら 私は
治療なんかしないで自由でいたかった

その日から何もかもが嫌になった。