本当は やる事なんて無い...
暇でしょうがない。
でも ダメなんだ...体調が悪い...
最近 病気の発作が多いんだ。
「蛍?」
『沖田さん...けほっ..げほっ...はぁ
稽古はどうしたんですか?』
壁にもたれながら沖田に聞く。
「稽古は抜けて来ちゃいました!
蛍、 大丈夫ですか? 」
『大丈夫...ちょっと風邪ひいたかも...』
「そうですか...」
きっと嘘をついてるの
分かっているんだろう...
沖田の笑顔が怖い。
『....沖田さん、 ちょっと話ましょうか。』
沖田には隠し事
できないな...
「んー じゃあ夜でもいいですか?
そろそろ戻らないと 土方さんに
殺されちゃいます」
沖田は笑顔で言うと走って行った。