「俺も信じるぜ!!」
「俺も。」
それから、平助や原田と
次々に声が上がった。
「俺も信じてやる。
それに....蛍の力は気持ち悪くないだろ。
お前はその力を人のために使えばいい。』
土方にそう言われて
涙が出そうになった。
そんなこと言われたこと...なかった。
いつも皆離れて行ったんだ...
仲良くなった看護師も、
お見舞いに来た樹の友達も
病院で会った子達も...
こんなこと言われたことなかったの....
『....,ありがとう...ありがとう..』
溢れる涙をこらえて
そっと微笑んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…