夏目 蛍 高校二年生 私は生まれた時から たくさんの"もの”をもっていた。 1つ いつ死ぬかわからない 心臓の病気。 2つ 親が偉い人である事からの 権力。 3つ 大きな家と 使用人。 それから 触れるだけで 心が読めてしまう力 傷や病気を自分のからだに 移せる力。 私は 普通でよかったの。