そんな邪なことを考えていると…
手当てをしていたその子が、ふいに顔を近づけてきた
今までの経験上、キスでもされるのかと思ったら…
「あの…何をしてるの?」
その子は、俺の首元辺りをクンクンと犬のように嗅ぎ始めた
クンクン、クンクン…
…匂いフェチとかですか?
っと少し引いていると、その子が俺の顔を見て口を開いた
「…朔ちゃん?」
「……へっ?」
今、とっても懐かしい呼ばれ方をしたような
あれ?
俺、名乗ってないよね?
ってゆうか、俺をそんな呼び方をする子は1人しか知らないよ…?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…