親父は俺が
母さんに怒られていると
いつも俺の味方を
してくれていた━‥
若くて昔モデルで
暴走族の頭をしていた
親父をいつも尊敬していた
本当の親父みたいだった━‥。
けれど親父は
死ぬ間際に、
病室で
俺にこう言った━‥
「悔しいよ‥。もうちょっとでお前を苦しませられそうだったのに‥。本当はお前を屋上に呼び出して、殺そうとしてたのにな‥ニヤッ」
「まぁ今でも良い‥。死ねッ!!!グサッ‥」
親父は最後の力を
振り絞って、
俺に果物ナイフを
刺した‥。
俺は自分で言うのも
なんだが、運動神経だけは
人並以上だ‥。
心臓からは避けれたものの、
腕に刺さった‥
━‥