『田崎くん…ごめん……華恋を頼む。』 『え?はい?何かよくわかんないんだけど…とりあえず……わ、わかったよ!』 仁は車に向かうあたしのあとをついてくる。 『仁……帰ろ…?』 『あ…あぁ!』 -- 家。----- これから、どうするか……。 『なぁ、堺さんと何があった…?』 『何も……あのさ、今度の休み…何も用事がなかったら、翔と一緒に花見しに行かない…?』