『よし!!行け!近くに…行けばわかるけど、男女の2人組がいる。そいつらに話しかけろ……。』




あたしは圭くんを逃がした。







圭くんが逃げ出した後、少ししてあたしも逃げようとしたところに、さっきの奴らが戻ってきてしまった。







『おい!!!!!お前!逃がしやがったな!!』





『ご…ごめんなさい…!!あたしが逃がしたんじゃなくて…あいつが勝手に…』




はぁ……。


体調が悪いからこのままバックレて、警察に任せようと思ってたのに…。