∥∥ 高3。∥∥∥∥∥ 良太くんは結局、あのまま退学になった。 あとから、どこかの学校に編入したらしいという噂は聞いたが、その後の話は何も流れて来なかった。 『華恋の髪色メッチャ似合ってたのにな!派手だけど~!』 『おい!知佳、空気読んどけ。』 『2人とも…もう気遣わないでいいよ。良太くんは、あたしのこと嫌いって言ったのに、勝手なことしようとしたのはあたしだもん~!』 『華恋、それは違っ…』