あたしは声をかけた。 『久しぶり、目が覚めてくれて良かった…。ア、アル呼んでくる。』 『あ…うん。』 仁がアルを呼びに行っている間も、翔はあたしの側から離れなかった。 『菊原!!』 『アル…あり…がと。』 『いや。で、どうする?1/2 Birthday。』 『もちろん…やるよ。』 子どもたちの成長と、久々の潤悟の帰国の日。 『バカか?!』 翔はあたしたち2人を見る。