『……今までは何とか切り抜けてたけど、正直、今回ばかりは…アルくん。どうにか出来ないかな?』
翔一が言い、
『ドクターストップとか…そういうことですか?』
アルは首を傾げた。
『あいつがそんなん言われて、聞くわけないのくらい、堺さんわかってるでしょ。』
仁は窓の外を見て、溜め息をつき、
『はぁ……だよな。アルくん、やっぱ流れに身を任せることにするわ…何かあったら、よろしく。』
翔一も同じように溜め息をついた。
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