『ずっと声をかけ続けてて…。菊原……頑張れよ。』




アルは出来る限り車を飛ばし、近くの大学病院へと駆け込んだ。







『俺が見る!!急いで運んでくれ!』




















それから何時間がたっただろう…。




有沙からの連絡で、仁と翔一、由美に知佳、進に宮崎先生が病院へとやってきていた。





そして、すっかり日も昇り、ただ時間だけがどんどんと過ぎていた。







『もうじき昼だな…。』