拓巳が言い、 『だよね…潤悟くん帰ってきて、いなくなって見つからないじゃ…話んなんないもんね。』 由美も頭を抱える。 『潤悟に会うの結構楽しみにしてたんだよ……連絡も久々にとったって。だから、俺、もう一度探してくる。初めて会うのに、菊原はいなくなったなんて、俺には言えないから。』 『俺も行くよ。華、見つけ出さなきゃ俺だって、西野に顔向け出来ねーし……。』 そう言い、アルと仁は部屋を飛び出した。