-- 当日。-----
あたしと君島は最終チェックをし、女を待った。
チャイムが鳴り、君島がドアを開けると、女と何人かの社員らしき人たちがいた。
君島はこちらを見て不安げな顔をすると、
『じゃあ、後は頼んだ。』
そう言い、運転手と出て行った。
君島はこんなはずじゃなかったと思ったのだろう。
女と1対1。
それなら、あたしが逃げられると予想していたのだと思う。
それが女をいれて、5人。
5分しかないのに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…