『けど……。』 『つべこべ言わない!敵なんだからね?こないだみたいに!』 『こないだとは状況が…』 『うっさいなー!あたしからいくよ。本気で来なきゃ、君島が病院送りになるよ。』 そして、あたしは君島に殴りかかった。 それからはもう…めちゃくちゃ。 気づいた時には、部屋中が散らかり、あちこちに血の痕がついていた。 『少しは手加減しろよな…』 床に倒れ込む君島。