どうなるかもわからないし、何もないかもしれないのに、意味のない約束をした。 あたしと青山社長。 この問題を解決するには…有沙ちゃんには酷だけど、青山社長が捕まったりいなくなるか、あたしがいなくなるか……しかない。青山社長は今、あたしだけを標的にしてる。最初は潤悟パパにだったけれど…今は違う。 それだけは、あたし自身でもわかってるんだ。 『華恋ちゃん。』 『お母さん…ごめんなさい。』