『だよね…何て言おうかなー。有沙ちゃんもお父さんが…ってつらいだろうし…まぁ、やり方は昔の有沙ちゃんと同じなんだけど…。多分、青山社長の知り合いを紹介されるか、翔との結婚を考えるしかないと思う。でも…』





『子どもたちがいる…危険すぎるよ。』





『だから、翔に……。なんて巻き込めないよね…。』







こればかりは、簡単にこたえが出るものでもなかった。

有沙ちゃんの時とは、背負ってるものが違い過ぎる。




子どもたちだけは、何としてでも巻き込みたくないから。