テーブルの上にアルの作ってくれた料理が並べられていた。 『アル…』 『ん?感動した?』 出た!このいたずらな笑顔! 『し、してないから…!……でも、ありがとう。食べよ…!いただきまーす!』 そう言い、あたしは寝ている子どもたちのタオルをかけ直して手を洗い、席につくと、 『召し上がれ!聞いてもいいかな?』 アルも手を洗い、席につきながら言った。 『変なことじゃなければ…。』