『うーん…熱高そうだな……。頑張りすぎ。横になってて。』




あたしをリクライニングソファーに寝かし、隣の部屋から布団を持ってきてかけると、薬と水を持ってきてくれ、薬が飲み終わるとそっと頭を冷やしてくれた。







『気になってたんだけどさー…アルは何で、色々してくれるの……?』





『言わないよ。言ったところで何にもなんないし。』





『フッ……アルってさー…可愛くないね~。』




あたしが笑うと、





『もう…何とでも言え。』




アルも笑った。