『あたしも話がある。ただ…仁。今回は、そっとしておいてくれてありがとう。本当は怒りたいんじゃない?勝手だって。』





『いや…。子どもたちのことも考えてのことだってわかってるし、多分…俺もそうしただろうから…。』







そう、あたしは由美に、皆への伝言をお願いしていたのだ。










-- 由美に託(タク)した
        次の日。---




由美は仁の家に、翔一、有沙、赤堀、日高、金井を呼んでいた。