皆と一緒にいたい。
今までみたいに、平和で楽しく、笑顔で過ごしていきたい。
それが望みだけれど、無理なのだとしたら、早くこの件を解決する他ない。
『潤悟パパ…あたしは…子どもたちを連れて、一度ここを離れます。遠く…外にいる皆が…知らないところへ。青山社長から…見つからない…ところへ。』
『…本気なら、良いところを紹介するけど、潤悟がいれば…こんな時、そう思ってしまうよ。』
潤悟パパは、どこか寂しそうな顔をしながら、返事をした。
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